スリップリングの豆知識、今回のテーマは電気メッキ、溶接機などで使用可能なスリップリング(ロータリーコネクタ)のお役立ち情報です。
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>>「スリップリングの接点方式~スリップリングの豆知識②~」はこちら
>>「スリップリングの回転数~スリップリングの豆知識③~」はこちら
>>「信号系もパワー系も電送できるスリップリング~スリップリングの豆知識④~」はこちら
>>「大電流や高電圧の要求仕様にも対応可能なスリップリング~スリップリングの豆知識⑤~」はこちら
>>「回転電送に必要な通信プロトコルに対応したスリップリング~スリップリングの豆知識⑥~」はこちら
>>「あらゆるコネクタの取り付けが可能なスリップリング~スリップリングの豆知識⑦~」はこちら
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回転体へスリップリング(ロータリーコネクタ)を使用して大電流を通電させる際、下記のようなお困りごとはないでしょうか?
・発熱が大きい。
・接触抵抗が大きい。
・スリップリングのサイズが大きくなる。
・回転トルクが大きくなる。
・ゴミ(発塵)が多くなる。
今回、これらのようなお困りごとが全て解決できるスリップリング(ロータリーコネクタ)をご紹介させて頂きます。
先ず百聞は一見に如かず、下記の動画をご覧ください。
動画の中で右側が今回ご紹介するスリップリング(ロータリーコネクタ)になります。
この動画では、電流値の安定性が確認できます。
また、溶接のアプリケーションですが、電流の安定により溶接痕が非常に綺麗です。
動画で使用されているスリップリング(ロータリーコネクタ)はRoHs対応品ではありませんが、同等の電気性能を持っているRoHs対応製品の取り扱いもおこなっております。その製品はこちらです。
このスリップリングは従来のブラシ式接点を採用せず、新接触方式により安定した通電が可能です。
回転溶接、電気フープメッキなどの回転体に大電流を通電させる際のお困りごとに是非ともお役に立て下さい。