スリップリングの形状は大きく分けて2種類あります。
一つ目は軸端型(シャフトエンドタイプ)スリップリングで、これは名前の通り、軸(シャフト)の端(エンド)に取り付けるタイプのスリップリングです。
特長としては、スリップリングのリング径を中空型より小さくできるので、より長寿命、高回転が期待できます。
二つ目は中空型(スルーシャフトタイプ)スリップリングで、こちらも名前の通り、スリップリングの真ん中に軸(シャフト)を通す穴が開いているドーナツ形状スリップリングです。
エアホースを中空型(スルーシャフトタイプ)スリップリングの内側の空間を貫通させることが可能で、エア用ロータリージョイントなどと一緒に使用する時にも最適です。