スリップリングの豆知識、今回のテーマは「回転電送に必要な通信プロトコルに対応したスリップリング」についてです。
前回のスリップリングの豆知識⑤ではパワー系についてお話ししましたが、今回は信号系についてです。
豆知識④ではCCリンク、メカトロリンク、イーサーネットなどとご紹介させて頂きましたが、今回はもう少し詳しくご紹介していきます。
>>「スリップリングの形状~スリップリングの豆知識①~」はこちら
>>「スリップリングの接点方式~スリップリングの豆知識②~」はこちら
>>「スリップリングの回転数~スリップリングの豆知識③~」はこちら
回転電送で必要となる通信に関する規格である通信プロトコルについて、現在、産業用コネクタ&コンポーネンツでご提案可能な通信プロトコルの一例は以下の通りです。
・CC-Link
・CC-Link IE, CC-Link IE TSN
・MECHATROLINK-Ⅱ
・MECHATROLINK-Ⅲ
・CAT5e(TIA/EIA-568-B-2-2001)相当
・DeviceNet TM
・RS-422/485/232C 他
今までスリップリングのノイズ等が気になり上記のような通信プロトコルの通信に二の足を踏んでおられる設計者の方がもしおられましたら、スリップリングに関する専門知識とノウハウを持った産業用コネクタ&コンポーネンツで通信プロトコルに対応したスリップリングをご検討ください。
また上記通信プロトコル以外でも最適なスリップリングをご提案しますので、お気軽に作業用コネクタ.comまでお問い合わせください。
次回「スリップリングの豆知識」のテーマは、あらゆるコネクタの取り付けが可能なスリップリング です。
次回のスリップリングの豆知識もご期待下さい。