シリーズ-710x178.png)
自動車産業は現在、100年に一度とも言われている大変革期にあります。
技術革新、環境規制、顧客ニーズの多様化など多くの課題に直面する中、特に技術革新、環境規制への対応において、電気自動車(EV)と充電設備(EVSE)のバッテリー、バッテリーマネジメントシステム(BMS)、インバータ、充電インターフェイスの開発・検証にシュミレータといった評価装置を使われる場面も多く見受けられます。
今回、特にこのようなハード面での実地検証で使われる、バッテリーシュミレータにおける複合コネクタ「コンビタックシリーズ」の活用についてご紹介いたします。
下記でご紹介する、「複合コネクタ「コンビタック」の概要と導入事例を1冊にまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。是非ダウンロードの上、貴社の生産性アップにもお役立て下さい!
バッテリーシミュレーターとは、実際のバッテリーを模擬して動作電圧や出力特性を再現し、バッテリーマネジメントシステム(BMS)や電気自動車(EV)システムなどの検証・評価をおこなうための装置になります。
コンビタックシリーズとは、スイスのストーブリ社が提供するモジュラー式コネクタシステムです。電力、信号、データ、冷却などを一体化して接続可能な高性能コネクタとして、さまざまな業界で採用されています。
>>複合コネクタ「コンビタックシリーズ」に関する詳細はこちらから
• コンビタックシリーズは最大720Aの大電流(1,000V)、最大5kVの高電圧(81A)に対応が可能
• バッテリーシュミュレータは大電流の充放電を模擬するため、安全かつ確実な通電が不可欠
• 電源端子 + 信号線(BMS通信) + 温度センサー線 + 冷却接続(液冷)を1つのコネクタに統合が可能
• 測定ライン、CAN通信、セーフティ信号なども一括接続が可能
• コンビタックシリーズは1万回もしくは10万回といったそれぞれの着脱回数に耐えうる長寿命設計
• シュミュレータの試験では頻繁な着脱が発生するため、耐久性がコスト・信頼性に直結
• フェールセーフ設計、先接続・後遮断の接続制御など、大電流・高電圧下でも作業者保護が可能
• ピンの構成やレイアウトはお客様ごとにカスタマイズが可能
• 車両メーカーごとの仕様、急速充電ガンの仕様に合わせた柔軟なインターフェイスの設計が可能
分野 | ご利用シーン | 複合コネクタ「コンビタックシリーズ」の利点 |
EVバッテリー接続 | モジュール/パックごとのBMSテスト | 大電流・信号・冷却の一体化 |
パワートレイン評価 | インバータやモータとの接続 | 大電流伝送と温度監視 |
生産ライン自動テスト | エンドオブライン試験(EOL) | 自動接続、長寿命着脱 |
複合コネクタ「コンビタックシリーズ」はバッテリーシュミュレータに最適です。
• 高電圧・大電流を扱う安全性
• 複数信号の統合による省スペース化
• 抜き差し耐久性と高い信頼性
• 柔軟なカスタマイズ性
これらの特長により複合コネクタ「コンビタックシリーズ」はバッテリーシュミュレータにおいて効率と信頼性を高める産業用コネクタとして非常に役立ちます。
複合コネクタ「コンビタックシリーズ」に関することや、バッテリーシュミレータの配線まわりでのお困りごとがあれば是非、お問合せ下さい。