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コネクタの寿命

コネクタの寿命

こちらの記事では、コネクタの選定で必要な要素となる寿命(接触抵抗の維持)についての話をいたします。

 

前回のコラム「コネクタの電気抵抗と挿抜力の関係」では、一般的に低接触抵抗とコネクタ挿抜力はトレードオフの関係にあり、通電性能を高く(低接触抵抗)にすると扱いづらい(挿抜力の高い)コネクタになると説明しましたが、同時にコネクタの寿命にも大きく関係します。

コネクタの着脱頻度と扱いやすさ

コネクタは電気回路の一部を接続したり切り離したりすることが目的ですが、この着脱頻度(回数)は用途(使用方法)によって大きく異なります。着脱の頻度が少ない場合は多少扱いづらくても(挿抜力が高くても)問題ないこともありますが、着脱の頻度が多い場合は低接触抵抗の維持に問題がでてきます。

コネクタの寿命

接圧や接触面積を大きくしたコネクタでは着脱による摩耗やばね性の劣化で低接触抵抗の維持やメッキ等の表面処理の状態を維持することが困難になり耐久性に影響がでてきます。必要な接触抵抗が維持できなくなった場合がコネクタの寿命の一因となりますが、寿命が短いと交換やメンテナンスによる手間や費用の負担になってしまいます。

 

また接触抵抗が大きくなると発熱を起こして焼損に繋がる可能性もあるため、安全面においても寿命は大切なポイントといえるでしょう。

高頻度の着脱でも低接触抵抗を長期に維持できる「マルチラム」

ストーブリエレクトリカルコネクターズ社の独自技術である「マルチラム」は、多面接触とスプリング特性を利用し高頻度の着脱でも低接触抵抗の維持や耐久性向上を実現しています。この独自技術を基に、大電流コネクタや複合コネクタ等、様々な製品展開をしています。

 

※「マルチラム」は「マルチラムバンド」とも呼ばれますが、産業用コネクタ&コンポーネンツで紹介する多面接触式接点の正式名称は「マルチラム」です。

 

>>「マルチラム」について詳しくはこちら

>>「大電流コネクタ」について詳しくはこちら

>>「複合コネクタ」について詳しくはこちら

産業用コネクタ&コンポーネンツを運営する丸紅エレネクストでは、海外と国内の技術と実績のあるコネクタの専門メーカーと密接な協業体制を築いています。そうした協業体制を基に、製品の仕入れから販売、販売後のサポートまで手厚く行うことで、自動車業界、半導体業界、宇宙業界まで幅広くのお客様と取引をおこなっています。

 

「大電流コネクタを探している」、「長寿命なコネクタを探している」といったご要望がありましたら、産業用コネクタ&コンポーネンツまでお気軽にご相談ください。

 

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