工場の自動化、省人化になくてはならないサーボモータ。そのサーボモータにはなくてはならない代表的な部品のひとつにサーボコネクタがあります。こちらでは、サーボコネクタの特長と、選定時の注意点についてご紹介します。
サーボモータとは回転速度や回転位置を自由に制御できる機能をもったモータです。
これらは世界中の産業用ロボット、半導体製造装置、工作機械、その他FA機器等で数多く使用されており、工場の自動化、省人化に大きく貢献しています。
そんな工場の自動化、省人化になくてはならないサーボモータにはなくてはならない部品がいくつもあります。その中の代表的な部品のひとつがサーボコネクタです。サーボコネクタとは、一般的にサーボモータ向けに設計された産業用コネクタのことを示します。実は、このサーボコネクタの性能次第でサーボモータの性能、ひいては産業用ロボットや装置、機器等の性能を左右すると言っても過言ではありません。
サーボコネクタはサーボモータ本体への電源供給をおこなうとともに、エンコーダという回転検出器で検出した信号をコントローラへフィードバックさせるという役割も担っています。このサーボコネクタの働きによりサーボモータも正常に可動しています。
これまではサーボモータにケーブルを接続する場合、サーボコネクタを使わずに直接結線するケースもよくありました。しかし、産業用ロボットや装置、機器等のメンテナンス性の向上や、近年の小型化、省スペース化の流れにより、サーボモータのケーブル結線部をコネクタ化する傾向にあり、そのニーズもますます高まっています。
サーボモータの電気的な要求仕様を満たすサーボコネクタを選定することでサーボモータの機能を最大限発揮することはできます。しかし、産業用ロボットや装置、機器等に組み込まれた際の使用環境が厳しいため、電気的な要求仕様以外にも防水、耐油、振動、衝撃、温度変化等にも注意する必要があります。つまり、使用するサーボモータに合わせた適切な種類のサーボコネクタを選定することが非常に重要となります。
産業用コネクタ&コンポーネンツではサーボコネクタとして、M8~M40まで幅広いサイズに対応した電源、信号、通信を自由に組み合わせることが可能な丸型防水コネクタをご提案しています。
これらの丸型防水コネクタはUL規格、VDE規格、防水仕様、EMC対応など様々な規格にも対応しています。世界中の産業用ロボット、半導体製造装置、工作機械その他FA機器に採用されており、サーボモータ以外にも、エンコーダ、フィールドバスシステム、電磁弁といったアプリケーションでも大きなシェアを確保しています。
産業用コネクタ&コンポーネンツではサーボコネクタである丸型防水コネクタをはじめ、大電流、高電圧、真空、水中、超小型、複合、流体、油空圧等の様々なご要求に対応した産業用コネクタを取り扱っています。産業用コネクタに関してお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
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