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鉄鋼現場でのブスバー接続箇所の発熱と通電不良を改善した事例

鉄鋼現場でのブスバー接続箇所の発熱と通電不良を改善した事例

鉄鋼メーカーでは各自動車メーカーより自動車の燃費向上のための車体軽量化および、衝突に対する安全性向上を目的として、高張力鋼板の要望がますます強くなってきています。

高張力鋼板を製作するには、熱処理によって鋼板の結晶構造を変化させ、硬さや強さ、延びなどの性質を向上させる連続焼鈍ライン(CAL)や、鋼板に亜鉛めっきを施し錆の防止処理をおこなう溶融亜鉛めっきライン(CGL)や電気亜鉛めっきライン(EGL)といった圧延工程での特別な設備があり、それらの設備の給電箇所ではブスバーという板状の導体どうしをボルトで固定し、そこに1000A以上の大電流を流しています。

火災等の災害リスクがあった

鉄鋼メーカーでは各自動車メーカーより自動車の燃費向上のための車体軽量化および、衝突に対する安全性向上を目的として、高張力鋼板の要望がますます強くなってきています。

高張力鋼板を製作するには、熱処理によって鋼板の結晶構造を変化させ、硬さや強さ、延びなどの性質を向上させる連続焼鈍ライン(CAL)や、鋼板に亜鉛めっきを施し錆の防止処理をおこなう溶融亜鉛めっきライン(CGL)や電気亜鉛めっきライン(EGL)といった圧延工程での特別な設備があり、それらの設備の給電箇所ではブスバーという板状の導体どうしをボルトで固定し、そこに1000A以上の大電流を流しています。

 

兵庫県の製鉄所内の現場では、そのブスバーどうしの接続箇所での発熱や通電不良が以前より問題になっていました。特に発熱については、ブスバー接続箇所が通電により200℃以上になり火災等の災害リスクがあり、それを改善する必要がありました。

ブスバー接続用エレメントで発熱を大幅に抑えることができ、工場の稼働率も上昇

そこで、発熱や接触抵抗を抑えられるソルトンの大電流用コネクタの接点バネと同じ技術を採用したシールコンタクトというブスバー接続用エレメントの提案を受け、電気亜鉛めっきライン(EGL)にある厚み10mm幅100mmのブスバーどうしの接続箇所にそのシールコンタクトを挟み込み、実際に800Aの電流を流し現場で評価トライしてみました。するとトライ開始から1~2週間で、現場での周囲温度は約60℃と一定にも関わらず、ブスバー接続箇所の温度が当初の272℃から82℃まで抑えることができました。

 

かねてより問題となっていたブスバーどうしの接続箇所の発熱を大幅に抑えることができ、火災等の災害リスクを低減できることが社内の評価で確認できたため、電気亜鉛めっきライン(EGL)をはじめ、溶融亜鉛めっきライン(CGL)および連続焼鈍ライン(CAL)の全てのブスバー接続箇所にシールコンタクトを取り付けました。その結果、ブスバーどうしの接続箇所の発熱が大幅に抑えられた上に、これまでブスバー接続箇所の通電時の接触不良も改善でき、接触不良を予防するためにおこなっていた定期修繕ごとのブスバーどうしの接触箇所メンテナンス作業も必要なくなりました。また、結果的にブスバーどうしの接続箇所の発熱が抑えられ、通電不良が改善されたことにより設備の稼働率が上がり工場の電気代も抑えられるようになりました。

 

電気亜鉛めっきライン(EGL)での初評価トライから8年が経過しましたが、ソルトンのシールコンタクトは今でもブスバーどうしの接続箇所ではなくてはならないものとなっています。

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