皆さまの中で装置設計、設備設計、盤設計をおこなう際に電源等のパワー系の大電流の部分は、必ず端子止め(ボルト締め)をおこなうというお考えをお持ちの方が多いのではないでしょうか。また、「大電流の接続箇所=端子止め(ボルト締め)」という先入観をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ほかにも「既存機種のパワーを上げたい」、「既存機種を小型化し、通電箇所を省スペースにしたい」というご要望はあるものの、安全性を考慮し、端子止め(ボルト締め)にしている方も多いと思います。また、着脱頻度があるところでコネクタ化すれば作業効率の改善が期待できるが、そこも仕方なく端子止め(ボルト締め)にして諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここ最近では様々な業種において、産業用コネクタをご検討いただく際によく耳にするキーワードはまさに「ハイパワー」と「省スペース」であります。たとえば、車載のバッテリーやパワー半導体は小型化しているのに通電容量は増えており、それらの検査装置や設備でも「ハイパワー」と「省スペース」を可能にする大電流コネクタ(電源コネクタ)の需要は増加し続けています。
産業用コネクタ&コンポーネンツではそのような「ハイパワー」と「省スペース」を実現し、かつ安全に着脱できる大電流コネクタ(電源コネクタ)を取り扱っています。
大電流コネクタ(電源コネクタ)の詳細は以下URLをご参照ください
https://industrial-connectors.com/lp-connector1
かねてより、日本は海外に比べ現場作業者に対する教育が行き届いており、作業者自体のレベルや「安全」に対する意識がハイレベルです。しかし、少子高齢化や就業形態の多様化で作業担当者が不特定多数になりやすい現代においては、そこまで行き届いた現場教育にも時間が割けず、誰が同じ作業をおこなっても間違えやミスがないことを念頭にコネクタ等の部品を選定するケースが増えており、この考え方が多くの業界での主流になっています。
電源等のパワー系の大電流の接続箇所について、はじめから端子止め(ボルト締め)で諦める必要はありません。大電流コネクタ(電源コネクタ)があるのですから。