昨今、鉄道は他の交通機関と比較すると、エネルギー効率に優れ、地球環境にやさしい乗り物として注目され世界各国で新規導入・改良などの需要が増えております。その鉄道市場に於いて世界の鉄道市場で多く採用されている鉄道用産業コネクタである電源コネクタおよび、防水コネクタをご紹介いたします。
鉄道は、線路の上に設置してある電車線という電線から電気をとり入れながら走っています。このため、車両を動かすためのモータ、ジャンパーへの電源供給が必要になります。接続方式では電源コネクタ接続が主になっており省スペース化、軽量化など課題も多くあります。
併せて車両間の通信、センサー回路などもコネクタ化され、車両外でも使用されるため、信頼性の高い防水コネクタが必要になります。それと同時に規格や用途への適合確認、実績などが求められる傾向があります。
産業用コネクタ&コンポーネンツで取り扱っている鉄道業界向けのコネクタはイタリア製で、欧州、米国、アジア各国の鉄道業界の多くで採用されており、採用理由は4つあります。
1)規格対応(EN45545-2)海外で必須の鉄道車両向け火災安全性要項に関する要求に準拠している
2)コネクタメーカーが独自に試験設備を所有。お客様が使用するケーブル、諸条件等に対するテストを自社で速やかに対応することが可能である
3)お客様のご要求に応じた特注品の製作対応が可能である
4)日本及び世界の鉄道案件で豊富な採用実績がある
主な用途は、モータ電源、車両用センサコネクタがメインとなっており、昨今では通信機器用途でのコネクタの採用も増えています。また、樹脂製端子箱、通信、ジャンパー、インバータ、マスコン、ブレーキ用なども鉄道各社でご採用頂いております。
今回、ご紹介しました鉄道業界向け産業用コネクタに関するお問合せがありましたら、下記よりお問合せ下さい。