
様々な産業・装置で使用されているスイッチボックス。エンクロージャーやコントロールボックスと呼ばれる事もあります。これらの多くは特に調達や製造の方々の調達管理を煩雑にすることもしばしば発生します。何故ならばスイッチボックスを作る際に必要なパーツや業者が多岐に渡ることがあるためです。
スイッチ本体、エンクロージャー(ボックス)、ケーブル、ハーネス加工など、複数の部品をそれぞれ異なる業者やメーカーに発注します。そのため、各社の納期を管理し、調整する作業は非常に煩わしく、一つのパーツの納期遅延や納品ミスで、装置やデバイス自体の工程が大幅な見直しを迫られることもあります。
この課題を解決するためにご紹介するのが、SCHLEGEL(シュレーゲル)社の「M12コネクタ接続のスイッチ Shortron-Connect」です。このスイッチは背面にIP67の防水性能を持つM12コネクタを採用しており、全方位からの水や埃の侵入を防ぎます。この高い防水・防塵性能により、従来スイッチ本体を守るために必須だったスイッチボックスを不要とすることが可能です。
その結果、エンクロージャーの発注や設置作業が省けるだけでなく、配線も簡素化され、発注先も大幅に削減されます。これにより納期管理の負担が大きく軽減され、また部品レベルでのコストダウンを実現できる可能性にも繋がります。
ケーブル付きのスイッチとして取り回しがフレキシブルに取り回しができることも特長の一つです。
現場の担当者からは「Shortron-Connectの導入で複数業者への発注が不要になり、納期管理が大幅に楽になった」とのコメントをいただいております。
場所を選ばずにスイッチを設置でき、コストダウンの可能性も秘めたShortron-Connectを是非、産業用コネクタを検討するうえでのひとつの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。