産業用コネクタ技術特集
資料ダウンロード
各種お見積り・ご相談
お問い合せはこちら
産業用スイッチ
専門情報
TOP > 産業用スイッチ > 専門情報 > 静電容量式スイッチの活用で、誰もが暮らしやすい社会を目指して
静電容量式スイッチの活用で、誰もが暮らしやすい社会を目指して

静電容量式スイッチの活用で、誰もが暮らしやすい社会を目指して

毎日の通勤や通学、買い物など、私たちの暮らしにバスは欠かせない存在です。
目的地が近づいたら、車内に設置された「降車ボタン」を押して降りる一連の動作も、あまり意識せずに行っている方が多いのではないでしょうか。

「この降車ボタン、誰にとっても使いやすいものなのでしょうか」

例えば、座る場所によってはボタンが遠く、手を伸ばしても届きにくいケースがあります。高齢者や身体に不自由がある方にとっては、それだけでひとつの“ハードル”になりかねません。また、混雑した車内では、ボタンが見えにくくなる場面もあります。

さらに気になるのは、インバウンドの増加に相反する多言語対応の不足です。車内の案内や降車ボタンに外国語表記がないケースは珍しくありません。初めて日本のバスを利用する人にとっては、どこを押せばよいのか、そもそも「押してよいのか」さえ分かりづらいかもしれません。

次世代のバス降車ボタン

そういった日本国内のバス降車ボタンに対する使いにくさや不安を解決するのが、長年、欧米のモビリティ業界で広く採用されているドイツ・CAPTRON社の静電容量式スイッチです。

特に静電容量式のバス降車スイッチ「CANEO SR」は新世代のタッチ式降車ボタンで、光と音で明確なフィードバックがあり、また力を入れなくても反応する広いタッチエリア構造となっており、障がいのある方、高齢者や子供などどなたでも触れるだけで降車する意思を容易に伝えることができます。

触れるだけと言っても、誤操作防止機構が装備されているため、突発的に振れた場合や握った場合は反応しません。また、鮮やかなLEDやユニバーサルデザインのシンボル表示により視認性が優れています。

まさに“誰にとっても使いやすい”を具体化した製品といえるでしょう。
ネジが見えないスリムな外観や、ハウジングやシンボルのカスタマイズ性もあり、公共交通の未来にふさわしい選択肢のひとつになります。

静電容量式センサスイッチのカタログはこちらからダウンロードいただけます。

極めて高い耐久性、信頼性、堅牢性を実現

産業用コネクタ&コンポーネンツが取り扱う静電容量スイッチは乗客が安心して使える様々な以下の製品特長を備えています。

・静電容量で機械的な摩耗が起こらないため、定期的なメンテナンスが不要。
・国際規格ECE-R107.8およびTSI-PRMに準拠した光および音響。
・点字、様々なシンボル、様々なハウジングカラーでカスタマイズ可能。
・直径(30mm~35mm)のロッドまたは壁掛けで簡単に取り付けが可能。
・タッチエリアが大きいので視認性が高く操作が簡単。
・誤作動防止メカニズムにより、とっさに掴んだり、肘が当たっても反応しません。
・デュアル機能により、降車ボタンとドア・オープンが1つの操作でおさまります。

小さなボタンに、思いやりを詰めて

毎日何気なく押しているそのボタン。そこに少しだけ技術と思いやりを加えることで、誰かの移動体験が確実にやさしく変わる。バスの降車ボタンはたった数センチの小さな存在かもしれませんが、そこには「誰もが安心して移動できる社会」に近づくためのヒントが詰まっています。

>>お問い合わせはこちら

産業用コネクタ&コンポーネントのお悩みを解決
045-474-9523
営業時間
9:00~17:30 ( 土日祝日のぞく )