ある車両メーカーの工場では、エアツールのホースを着脱させる際に配管内のエア残圧の影響によりホースが飛び跳ねるので、作業者がエアカップリングを着脱させる際には常に注意を払う必要がありました。
車両工場の内装工程では、エアツール(エア工具)を使って車内機器の設置、パネルの取り付け、ガラスの組み込みといった作業があり、そこでエアの供給元である工場配管とエアツールとの接続にエアカップリングが使用されています。
ある車両メーカーの工場では、エアツールのホースを着脱させる際に配管内のエア残圧の影響によりホースが飛び跳ねるので、作業者がエアカップリングを着脱させる際には常に注意を払う必要がありました。
特に同工場においては、供給用エア配管の着脱箇所の多くが作業者の頭上より高い位置にあり、飛び跳ねたホースが顔面に当たりそうなるといった危険な経験をしている作業者も多くおり、安全性の確保が課題となっていました。
またホースが飛び跳ねることによる作業者へのケガのリスクだけでなく、完成間近の新車両の内装や外装を傷付けたり、窓ガラスを割ってしまうというリスクもありました。
そこで、車両向けに産業用コネクタやスイッチを納入している産業用コネクタ&コンポーネンツを運営している丸紅エレネクストの担当者からホースが飛び跳ねることがない残圧抜き機構の付いたエアカップリングの提案を受け、早速、現場の作業者に試しに使ってもらった結果、エアカップリング着脱時において、安全かつ確実に操作がおこなえるようになり、これまで問題となっていたリスクを全て排除することが出来ました。
今では残圧抜き機構の付いたエアカップリングがエアツールを使用する現場でなくてはならないものになりました。
残圧抜き機構の付いたエアカップリングの特長が2分でわかる動画がありますので、是非ご覧ください。
▼残圧抜き機構の付いたエアカップリングを動画で見る!▼