ある関東の食品工場では、コーヒー抽出回路の配管接続箇所でヘルールクランプ(サニタリークランプ)を使用しています。配管サイズは1.5インチでヘルールクランプの着脱頻度は1日に1~2回程度でしたが、その着脱をおこなう箇所が脚立を使用した2.5mほどの高所作業で、かつ腕を伸ばした状態で着脱作業をおこなう必要があり作業に時間が掛かっていました。
牛乳、アイス、デザート、乳製品の製造販売をおこなう関東の食品工場では、コーヒー抽出回路の配管接続箇所でヘルールクランプを使用しています。配管サイズは1.5インチでヘルールクランプの着脱頻度は1日に1~2回程度でしたが、その着脱をおこなう箇所が脚立を使用した2.5mほどの高所作業で、かつ腕を伸ばした状態で着脱作業をおこなう必要があり作業に時間が掛かっていました。
また、ヘルールクランプでの着脱作業では着脱する度にネジやガスケット等の部品が下に落下する恐れがありました。万が一、落下してしまうと食品に異物が混入してしまう場合があります。部品を床に落下させないように気を付けながら、かつ配管の気密精度が一定に保てるように慎重に作業をおこなっていました。
そこで、ヘルール接続箇所をワンタッチ接続化できる丸紅エレネクストのカップリングのサンプルと比較動画で提案を受け、試験導入を決定しました。高所での腕を伸ばした状態での配管着脱作業もワンタッチで非常に楽になり、またネジやガスケットといったカップリング本体から外れる部品が無いため、部品を床に落下させるという事故も全く無くなりました。
こちらが実際の比較動画です。
配管を着脱する作業時間も熟練作業者で従来2~3分掛かっていたものが約30秒に短縮することができ、かつ作業もより安全におこなえるようになりました。
より安全かつスピーディに作業ができるということで現場から丸紅エレネクストのワンタッチカップリング導入の強い要望もあり、試験導入をおこなったコーヒー抽出回路の接続箇所に今では無くてはならないものになっています。現在、別のクリーム回路のヘルール着脱箇所にも採用を検討中です。
このような「タクトタイムを短縮したい」、「作業者の安全を向上したい」といったご要望がありましたら、丸紅エレネクストまでお気軽にご相談ください。