
電解液の輸送用のキャニスター缶に充填する工程で、国内メーカーのカップリングを使っていました。カップリングを着脱するときに電解液がたれてしまったり、少量のエアが混入してしまっていました。
電解液の輸送用のキャニスター缶に充填する工程で、国内メーカーのカップリングを使っていました。カップリングを着脱するときに電解液がたれてしまったり、少量のエアが混入してしまっていました。カップリング着脱時の液ダレは生産ロスになってしまい、エアが混入することで電解液が劣化しやすくなってしまっていました。
液ダレしないカップリングを導入して着脱時のロスがほとんどなくなり、エア混入による製品の酸化・劣化の心配がなくなりました。
これまでの着脱は配管の径が大きいため、力が必要な作業でしたが、新しく導入したカップリングはハンドル部分を回すだけで着脱できるので、女性や高齢の作業者でも簡単に着脱ができるようになりました。また、一般的なカップリングと比較して圧力損失が約半分になる構造なので充填時間を短縮することができ、生産性の向上につながりました。