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海洋業界で活躍する光ファイバー・ロータリージョイントとは

海洋業界で活躍する光ファイバー・ロータリージョイントとは

日本の陸地面積は世界190か国中61位ですが、日本の海洋面積(領海と排他的経済水域合わせて)では世界第6位となる海洋国家であります。さらに体積ではなんと世界4位となり、これは日本近海が大深度水域が多いこと示しています。

海洋産業における『光ファイバー』の活用!

日本の陸地面積は世界190か国中61位ですが、日本の海洋面積(領海と排他的経済水域合わせて)では世界第6位となる海洋国家であります。さらに体積ではなんと世界4位となり、これは日本近海が大深度水域が多いこと示しています。この海に囲まれた日本がIT、IOTといわれるインターネット通信の時代に海外諸国との光ファイバー通信に『光ファイバー・ロータリージョイント』を利用しています。この『光ファイバー・ロータリージョイント』は高速かつ大量の情報を送ることができ海洋産業において欠かすことのできない技術なのです。

移動通信システムの高速化、大容量化には必要不可欠なキーデバイス

スマホやPCによるインターネットが日常化され海外との通信も当たり前となっていますが、今や国際通信の99%は海底ケーブルを経由しているといわれております。この海底ケーブルには光ファイバーが用いられ、5Gといった移動通信システムの高速化、大容量化には必要不可欠なキーデバイスとなっています。また、TV放送分野においては4Kといった超高精細度テレビジョン放送のリアルな画像、広色域、メリハリのついた映像処理にも役立っております。さらに、日本近海において近年様々な海洋の開発・調査が実施され、海洋エネルギーであるメタンハイドレートや鉱物資源であるレアアース泥等の存在確認にも光ファイバー技術が利用されております。

海洋業界で活躍する光ファイバー・ロータリージョイントとは

このように光ファイバー利用により
・海底下による移動通信システムの高速化、大容量化に対応
・海底下による長距離伝送が可能
・海底下においてリアルタイム伝送が可能
等多くのメリットがあります。

 

そして、海洋業界において光ファイバー技術を用いたプロダクトとして『光ファイバー・ロータリージョイント』、『光ファイバー・マルチプレクサ』『光ファイバー・モニタリングシステム』があります。

 

光ファイバー・ロータリージョイントは、電気信号を伝達する電気スリップリングと役割は同じで、回転インターフェースを通じて光信号を伝えるものであり、特に大容量のデータ伝送に用いられます。海洋調査におきましては掘削探査船、有人潜水調査船、無人探査機、資源探査用ROVなどがありますが、この船とROV間のケーブルウインチに組み込まれ巻き上げ、巻き下げ時にケーブルが捩れることなく使用されています。

光ファイバー・マルチプレクサは船とROV内で使用され、ビデオ、シリアルデーター、ネットワークデーター等の電気信号を光信号に変換し、1本の光ファイバーに集約/送信/光電気変換/電気信号出力を経て双方向通信可能にするもので海洋業界に多くの実績があります。

 

光ファイバー・モニタリングシステムは光リンク内の全てのポイントをリアルタイムで監視が可能です。このシステムはリアルタイムで光損失の監視ができ、システムのどこで損失異常が発生しているか特定できます。ROVにおいてはダウンタイム回避しながら運用が可能、すなわちトータルコスト削減に繋がるのです。

海洋産業においての豊富な実績と信頼性の高い製品提供

海洋産業では一般産業より以上にトラブルは厳禁で信頼性のある部品が必要不可欠であります。特に深海域では陸上では想像もつかない高水圧下となりこの水圧に耐えらる製品が求められます。

産業用コネクタドットコムを運営する丸紅エレネクストではこの過酷な海洋環境で耐えうる信頼性の高く海洋産業界で実績のある光ファイバー・ロータリージョイント、マルチプレクサ、モニタリングシステムの提供が可能です。
是非お気軽にお問い合わせください。

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